腎臓病薬物療法専門薬剤師 磯野 哲一郎 先生

「この患者さん腎機能が低下しているけど、この薬は常用量でいいのかな?」

このような疑問に対して腎臓病薬物療法専門薬剤師は、その薬剤が腎排泄型か、あるいは腎障害を引き起こす薬剤であるかを判断し、慢性腎臓病(CKD)患者さんのそれぞれの腎機能に応じた処方提案を行います。CKDや透析だけではなく、急性腎障害や腎臓が未発達の未熟児、CKD患者の大半を占める高齢者などに対しても、幅広い腎臓に関わる薬物適正使用の実践を推進し、患者のアドヒアランス向上や有効かつ安全な薬物療法を提供します。

 CKDシールをCKD患者のお薬手帳に貼付し,医師・薬剤師間で腎機能情報の共有を図る薬手帳を活用した医薬・薬薬連携や、NSAIDs、RAS阻害薬、利尿薬の3剤併用によるAKI予防キャンペーンなどにおいて、腎臓病薬物療法専門薬剤師が滋賀県で中心となって活動し、CKD患者の安全な薬物療法に貢献しています。